2013年06月13日

ぼのぼのほのぼの名言集

「生き物は絶対困るんだよ」


ものすごく当たり前で、当たり前すぎて忘れていて

普段は脳の細胞間隙にでも

はさまってそうなことをすくいあげて

言葉とストーリーで表したのが

『ぼのぼの』という漫画だと思います。


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そんなぼのぼのの名言集が出ていたので購入しました。

私とぼのぼのとはもう小学校からの古い付き合い。

なかでもスナドリネコさんは人生の師。

冒頭の言葉も彼のものです。

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ぬいぐるみながらこの威厳!!

UFOキャッチャーの中にいたくせに威風堂々!

さて、そんな名言集

■困っているぼのぼのに対してスナドリさんがかけた言葉

「生き物は絶対困るんだよ」。

「生きている限り絶対困るんだよ」



そう、生きていて一度も困らないまま死ぬ人なんていない。

だからたとえ今 あなたが困っていても特別なことではなく

一大事でもなく

至極当たり前のことなのです。

ふつう、ふつう。

さらに他の人の名言を組み合わせれば

「でも間違っても大丈夫。別のものが見つかるから」

それに

「ユーウツなことってユーウツなことが終わったあとのためにある?」

んだよ、きっと。



■他にも、ぼのぼのにオマジナイをかけてあげたスナドリネコさんが

本当に効くのかどうか?疑心暗鬼でいるぼのぼのに対し

「ウソでもないしホントでもないよ。ウソもホントも数の上でのことでしかないんだ

「今はお前がどっちを信用するかだよ」と言うシーンがあります。

だったらホントだと信じればいいだけです。

よく偉人の名言を読んで

「ホントにそうなの?この人だから出来たんじゃないの?」

と言う人もいますが

これはオマジナイと似ていて、自分ががウソかホントか決めればいいだけ。

ウソだと思えばなにも進まないし

ホントだと思えば頑張ろうと思える。

どちらが自分にとって良い結果をつくるかは数の上のことでしかない。


あと好きなのは

■アライグマくん母

「巣穴の中に自分より大きいものってあんまりないでしょ。だから

大きい自分の考えごとなんだからすごく大変なことだと思えちゃうんじゃないかしら」

→その後、旅に出る

■アライグマくん父

「出来なかったことってのはどれくらい出来ないかで決まるもんじゃねえよ」

「どれくらいやりたいかで決まるものさ」


→木に登りたいぼのぼのに対して

■ぼのぼの

「ぼくたちはなんていうかすごくまじめなんじゃないだろうか」

→みんな自分にできることをずっと探していることに対して


うーん。確かに!思わず膝をうってしまう言葉たち!


そういえば、スナドリさんをUFOキャッチャーでとったあと

ぼのぼのがま口型ポーチもゲットしたのでありますが

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結構な大きさのわりに

開いてみたらなぜか中がパンパンで、何を入れるべきか迷う

不思議なつくりでした。

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「わからないんじゃないのよ わかるまで時間がかかるのっ」

シマリスくんより。

うん、時間がたてばなにか入れるものが出てくるかもしれないね!



そして私が好きな言葉

「満腹になった腹でトロトロトロトロと眠るのさ

ガキにはわかんねえよ あの満ち足りた気持ちはよ」


アライグマ父より


わかる! これわかる!



posted by なつこ at 13:20| 本@書評感想

2013年05月20日

おひさまのしずく 

『おひさまのしずく』という本をいただきました。

福島出身の盲目の詩人である佐藤浩さんが中心となり

「子どもたちのために夢をかざるようなウィンドウをつくろう」

「青い窓の会」を設立しました。

その会が、戦後から現在までの県内外の子どもたちの詩を

まとめた本です。

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大震災のときのことを書いた

「地しんと大つなみ」を読んで

胸をぎゅっと掴まれた気がしました。

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「きゅうこん」、という詩には

将来の希望がつまっていて元気づけられました。

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彼らの、飾らないストレートすぎる「言葉」を読んで

こちらは「言葉にならない」という思いです。


この本の中には、50年前、つまり戦争の頃に書かれたものから

震災が起きた現代に書かれたものが混ざり合い、

様々な気持ちが積み重なっています。



「戦争に反対するような言葉は許されない」時代に

戦争に対しての悲しみを表現したものもありました。



子どもたちと同じ視点に立つために膝を折り曲げても

もう同じものは見えないのかもしれないし、

たとえ見えても書けないかもしれない、と感じた後


そんなことを感じた自分を猛省しました。


大人になることは、いいこともあるけれど、ダメなこともあるな、と。


佐藤さんの

「素晴らしい人間に出会うのではなく 

人間の素晴らしさに出会う」
という言葉を胸に

自分がこれからとるべき姿勢に向きあおうかと。


心が温まるものは同時に切なくもなるのかな

ダメな大人だなあ








posted by なつこ at 15:31| 本@書評感想

2012年12月18日

胃ろうという選択、しない選択

はじめに。胃ろうとはどういうものかというと、

口から食べられなくなったとき、嚥下機能が落ちてきた人に

胃に小さな穴をあけ、管を通して人工的に栄養を運ぶ方法
である。




認知症になった、うちの祖母もしていた。

段々、お菓子のような甘く柔らかいものしか食べなくなり、

最終的に何も食べなくなってしまったのである。


そのとき、まさにこの本の題名通り、

「胃ろうをするか、しないか」という選択をせまられた。

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病院側からの「胃ろうはどうしますか?」という質問は

本当に突然やってくる。

なのに、1度開始を決断したら容易には中止できない。

中止は、死につながってくるから。

そして、しなければ、それもまた死につながっていく。

「しない」という選択をした場合、本人が死んでしまった後で

「自分が胃ろうを断ったから…」と家族が悔やむケースも多々ある。

「生きるか死ぬか」に関する選択を、突然つきつけられて、すぐに答えが出せる人なんて

いないだろう。


でも、私たちは普段、その問題について考えるのを

避けて通る傾向がある、というのは確かだ。

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もし自分が手術をするかしないか選ぶとき、

そのリスク、メリット、それを施すとどうなるか、その後はどうなるのか、

という情報を必死にかき集めると思う。

でも、今まで、胃ろうについて、「胃ろうとはどういうものか」

を詳しく説明する本はあれど

「どっちにすべき!?」という選択に具体的なアドバイスをくれる本は

なかったように思う。

この本には、胃ろうの問題点、利点をはじめ、

病院側はなぜ胃ろうを勧めるのか、しなかったからときの訴訟を恐れる内部事情、

出来る人と出来ない人がいる、口から食べられるときからすべき、というような

実に多方面からの情報を得ることが出来る。

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「食べさせたら死ぬよ」「半年ももたないよ」という理由で胃ろうを勧められた

という、幾つかのケースも載っている。

まさに実際に病院でよく使われる言葉だ。

ときに、なかば脅しともとれる表現を使われることもある。

身に覚えのある人もいるのではないだろうか。

そういう場合の対応アドバイスもきちんと書かれている。

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自分、或いは家族がおかれている立場と照らしあわせて読むことが出来、

亡くなった祖母を思い出すと、共感する部分が沢山ある。

ハッピーな胃ろうもあるし、アンハッピーな胃ろうもあるのだということも、

この本を読んで、初めて意識した。

延命治療の技術が発達し、これからもどんどん高齢化が進んでいく。

誰もがいつか「胃ろう」と向き合うときがくると思う。

「自分はどう生きたいのか」なんてある日突然聞かれて答えが出るものでもないし

答えを出しても、人の考えは揺れ動いていくものである。

ただ、いざそのときが来たら?

問題に対し、様々な情報を得て真摯にむきあった後で決断するか、

よくわからないまま、病院側に「お任せします」と委ねてしまうかでは

その後の心の持ちようが全く異なるだろう。

現在、胃ろうで悩んでいる人だけでなく、

誰もが今から読んでおいて損はない本である。


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この著者は、「平穏死」10の条件、という本も書いている。

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自分にとって幸せな死とは、どういった形だろうか。

是非、そちらも読んでみようと思う。
posted by なつこ at 14:26| 本@書評感想

2012年08月21日

生ゼリーにきょうも行列ができる理由

杉山清さんの「生ゼリーにきょうも行列ができる理由」

という本について

「おぉ、同じ杉山さんだ!しかも静岡だ!

みたいな発言をしたら、

御本を送っていただきましたm(__)mありがとうございます。

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嬉しいものですね。

今後もっといろいろ褒めてみよう(人´∀`)


この生ゼリーやさん、静岡県の富士市にあるようです。

こちらのHP左斜め下
http://sugikiyo.com/

を見るとわかるのですが、めっちゃめちゃ美味しそう!

Jelly Catalogの項目をみると、まるで宝石が並んでいるみたいに綺麗!

マンゴーは1つ5000円の完熟したのを使っているそうです(≧∀≦)ノひゃー

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で、この本を読んでみると、

「生ゼリーがいかに美味しいか」ということを書いてあるわけではなく

マーケティング・経営とは?について書いてある本なのですね。


経営拡大のため、作り手とお客さんとの距離がどんどん離れていってしまう昨今、

どんなに魅力的な誘いが来ても店舗を拡大しない
(スカイツリーからのテナントの誘いも断ったそうです!)


杉山(清)さんからはお客さんの喜ぶ顔を何よりも大切にしている暖かさが感じられました。

↑カッコをつけておきましたが、奈津子さんもそうですよ、とね。


「商品を大量生産せず1つ1つ大切につくる」

「お客さんに謙虚なしせいで感謝の気持ちを伝える」
など、

大量生産・大量消費の時代とは逆をいく発想が彼の軸にあって、

それがこの時代の中でも決してぶれないのがすごい。


彼の経営理念は

「勝ち組よりも価値組を目指す」「ナンバーワンでなくオンリーワン」

というように、手を広げずに徹底して1つのものを貫ぬいていくというものです。


もともと元気がなくなってきた商店街にあったそうなんですが

彼の姿勢が、毎日行列が出来、すぐ売り切れてしまうほど

「奇跡のゼリー店」をつくりあげたのだ、と。


経営に行き詰まっている方や

商店街を活性化させたい人は一読の価値ありです。



この本を読んだおかげでめちゃめちゃ富士市に行きたくなりました。


ちなみに杉山は、静岡県で3番めに多い苗字です。

東京ではそこまで見かけないけどね。

というわけで、活性化頑張りましょうo(*゚∀゚*)o杉山さん!!
posted by なつこ at 14:26| Comment(1) | 本@書評感想

2012年07月06日

サラダ記念日、再燃ですって

「この味がいいねと 君がいったから 7月6日は サラダ記念日」

と俵さんがいったから 7月6日は サラダ記念日



になったみたいですね。

7月7日に「この味がいいね」と言っていたら

七夕は サラダの記念日になっていたかもしれないという。

おり姫と彦星 あぶない あぶない。


近年この句がまた再燃しているとか。


俵さんの短歌は 恋愛の とくに不倫(?)の歌が多いのですけど

短歌って文化だから

そうすると「不倫は文化」なんて言葉も再燃しかねなくて


やだこわい。


どうせ燃やすなら肉がいいわ

「この味がいいねと 私が言っても なんにもならない タン塩を食べる」


どちらかというと「咳をしても ひとり」みたいな歌になりましたが


そんな感じで1人、

故郷の静岡に帰ろうかなと思っています。来週。

ちょっと忙しくなりそうなので、その前に

ネコをもふもふしに。



私のもってる彼女の本で いいなあと思ったのは

チョコレート革命

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「帰省する吾(あ)のため母が買いおける白き木綿の下着やさしき


恋愛に傷ついて疲れて 実家に帰る女性に対する 家族の存在を絶妙に書いた歌ですね


まあ、私は恋愛とか関係なく ただネコをもふもふしに帰るんですけど 













posted by なつこ at 18:02| Comment(0) | 本@書評感想

2011年12月15日

保湿とUVケアだけが美肌を作る!

御縁あって本をいただきまして読んだのですが、

お医者さんが書かれた美容の本だけあって、
疑問に思っていたことにとても納得がいきました。

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ぶっちゃけ「ここまで書いていいの?化粧品業界から苦情こない??」と思うような

衝撃的な内容でした…


お肌の構造の説明に加え、必要、不必要なケアについて

かなり核心をついていると思います


「1日たった3分、1カ月で500円のスキンケアでよい」

その理由が、この本には書かれています。


例えば、

「コラーゲンを飲んで吸収されても体内でコラーゲンになるとは限らないのでは?」
というのは

よく疑問として提起されますが、事実です。


小学校…中学校かな?
タンパク質は胃で分解されてアミノ酸になるって習ったじゃないですか。

そして高校の生物かな?タンパク質を合成するには、
核から伝達されたアミノ酸配列に従うって習ったじゃないですか。


つまり、コラーゲンを飲んだら、
それがそのまま運ばれて皮膚のコラーゲンに加わる、

もしくはコラーゲンを顔に塗ったら、そのコラーゲンが皮膚を構成する一部となる、

なんてことは起きないわけです。


私見ですが、コラーゲンを飲んだらお肌がつやつやになった、
というのは普段からたんぱく質の摂取量が足りていないのでは?と思うのです。
必須アミノ酸は、経口摂取しないと体内では合成できないので。

そういう意味で飲むのは、美容にいいと思いますが。

だとしたら粉末プロテインでもオッケーですね。


お肌の構成の仕組みに始まり、レモンを食べるのはいいけど顔に乗せてはダメ、

オーガニックだからいいわけではない
(というのは最近話題になった石鹸でも知っての通り)

過剰なピーリングはシミを増やしてしまう、などなど

「常識」と思われていた事実を覆す情報と、その根拠が載っています。



美容に興味がある方は是非この本を一読されて、基礎知識を身に付けた上で

お手入れされたらよいのでは
、と思えるほど深くお肌について考察された本でした。




何がいいというと、「根拠・理由」がちゃんと書かれているところです。

お医者さんが書いた本でも、あやしいのって意外にあるのですね…

例えば

「体温は、上がれば上がるほど健康にいいんだよ」と言っている本がありますけど

かなり語弊がある気が…しません?根拠がないからです。

上がりすぎて45度越したら人間死ぬんじゃない?
健康どころじゃないよとつっこめるからです。



体内の反応を起こす酵素には「最適温度」というものが存在して、それは酵素によって異なります。

口内の酵素「アミラーゼ」、胃の中の酵素「ペプシン」、免疫をつかさどる酵素、

それぞれ最適温度が違うので「免疫力があがる」1番の温度は
何度かはわからないけれど

「健康になる」というのは、範囲を広げ過ぎでしょう。


さてこの本に戻りますが、

欲を言えばお肌の構造が図か絵になって描かれていたら

イメージがもっとわきやすかったな、と思います。



というわけで北条先生、

次に本を出される時はイラストで杉山を呼ぶとよいのではないかと

考察されますが、いかがでしょうか!









posted by なつこ at 23:58| Comment(0) | 本@書評感想